ひとりよがりの謝罪

苦しそうな声でした。

「どうしてももう一度お詫びをさせていただきたいと思うのですが」
自分の言動が人様に迷惑をかけたと悩む方からの相談です。

人の想いはその人の言動に現れます。
そこには良くも悪くもその人の「想い」というエネルギーがあるのです。

言ったからには行動したからには、自分の言動に責任を持たなければいけません。
現代は、インターネットなどが盛んな時代、匿名で発言すれば何の問題もないし責任もないと考える人もすくなくないようです。

だからこそ自分の言動は必ずエネルギーとなって自分へと返ってきます。


自分の言動が他人を傷つけたと知ったその人は、罪悪感にさいなまれ悩み続けていました。
自分の言動が違っていたと気づいたことは、尊いことです。

しかし、罪悪感で一杯の気持ちのまま相手におわびをしても逆にひとりよがりのものになってしまいます。
口先だけの詫びのことばを並べても相手の心には響きません。
それより何より、これをきっかけに自分自身の心の弱さを直視して立ち直ろうとする姿勢をもってお詫びをすることが大切なことではないでしょうか。

人は誰でも知らず知らずに人を傷つけた経験を持ちます。
これに気がつかずに生きるより、苦しくても気がつくきっかけをいただいたことが自分を大きくしてくれるのです。

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このページは、三井ヒューマンアカデミーが2009年5月30日 13:43に書いたブログ記事です。

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