健康の最近のブログ記事

 

umi0178-022.jpg小麦色に焼けた肌は健康的な印象で、昔は、子供は太陽の下で元気に遊び回るのが良いとされていましたが、近年ではそれも古い考えになってきているようです。

毎日太陽紫外線を浴び続けることで、皮膚がん白内障などの健康被害が発生するといわれるようになりました。


その紫外線対策について少し知っておきたいですね。

紫外線は環境破壊と関係があるようです。つまりオゾン量の減少によって紫外線量が増加してきています。

日本では1980年代と比べると、月により最大で6%程度紫外線量が増加しているとされています。しかし、1990年代中頃以降、日本上空のオゾン量は減少していないにも関わらず、紫外線量が増えていますが、その要因は空気がきれいになって、紫外線を遮断する微粒子が減ったからと考えられています。



そして、その紫外線増加は、人間だけでなく地球の生物全体に様々な影響を及ぼします。

例えば、動植物の発育を妨げる、植物プランクトンの生産量の減少、世界遺産や文化遺産の損傷、世界全体の穀物生産量の低下などです。


私達、人体の健康への影響は深刻です。

(1) 光老化(フォトエイジング)
皮膚の老化の90%は、紫外線によるものとされています。
特に顔や手の甲、腕の外側の皮膚は繰り返し浴びている紫外線によって遺伝子が異変したり、遺伝子の働きに異常が生じ、紫外線を浴びていない皮膚よりもシワやシミができやすく、さらに深刻なのは良性の腫瘍や皮膚がんができてきます。


(2) 目への影響
目の構造はカメラの構造に似ており、目の水晶体はレンズとしての働きと同時に、紫外線吸収フィルターの役割を持っています。水晶体タンパク質は紫外線を吸収すると酸化凝集して白内障を引き起こします。
しかし、UVカットの眼鏡で防止できます。


(3) 免疫力の低下
日焼けした皮膚では、免疫力が低下してしまいます。
皮膚には免疫力により皮膚にできたガン細胞を除こうとする働きがあります。しかし、紫外線があたることでその機構も一時的に機能しなくなるとされています。
特に、海水浴やプールで全身を焼いた後は身体の免疫反応が抑えられるので感染症にかかりやすくなってしまいます。


紫外線量が増加するこれからの季節では、美容的な問題を気にする女性だけでなく、子供や男性もUV対策が不可欠のようです。

 

back.jpg1990年代から日本の社会でも問題視されるようになったシックハウス症候群はどうして多くなったのでしょうか?

 

◆シックハウス症候群の原因

 シックハウス症候群は1980年代から多くなってきました。

 大きな原因として省エネ政策等によるビルの換気量の減少、暖冷房の効率化等のための住宅の高気密化、新建材の大量消費で接着剤等の科学物質の大量使用があげられます。

◆原因物質

*ホルムアルデヒド

合板、壁紙、フローリング、家具等の接着剤に使用される。

*トルエン、キシレン、エチルベンゼン

 塗料用溶剤や希釈剤、接着剤等に使用される。

*その他の原因物質

 有機リン系薬剤、ピレスロイド系薬剤、ハウスダスト、ダニ、カビ、シロアリ駆除剤、

◆対策

*日常の換気に配慮し、室内でタバコを吸うことはできるだけ避ける。

*建材などに使われている化学物質の含有量を把握し、出来るだけ放散量の少ない材料を選ぶ。製品によっては化学物質の放散量が規格化されているため、製品安全シートから、含まれている化学物質の情報入手が可能。

家具、カーテン、日用品などの発生源をチェックする。

*有害だと思われる、芳香剤、殺虫剤を使わない。

*衣類の防虫剤(パラジクロロベンゼン等)を使わない。

*目に見えるカビを市販の薬剤等で排除する。

排気を外部に出すもの(FF式ストーブ等)など室内空気の汚染が少ない暖房器具を使用するようにする。

 

◆問題点

 2003年に建築基準法の改正によりホルムアルデヒドを規制して以降、厚生労働省の室内濃度指針値を超えた新築住宅は急減しました。

これによりシックハウス患者は減るはずですが、専門医療機関にかかる患者はかえって増えている状況です。

シックハウス症候群は複合的な要因が、絡み合って引き起こされると考えられています。

ですから、建材や住環境だけに目を向けていては真の解決は難しいかもしれません。

現代社会では、室内の空気汚染だけではなく、食品、日常生活用品やストレスなどの心理的影響、大気汚染や水質汚染など多くのものが健康に悪影響を与えています。

住環境だけに目を向けるのではなく、広い視野で生活全体が病んでいる現状を捉える必要があるといわれています。

 

door.jpgシックハウス症候群は単に具合が悪いだけと思ったり、体調は悪いけど原因がはっきりしないので我慢しているうちに症状が悪化してしまうこともあるようです。

見分けることはできないのでしょうか?

 

◆シックハウス症候群の特徴

 ①原因が単一ではなく複合要因の可能性大

  原因は建材だけではなく、家具、日常生活用品、暖房器具等からの空気汚染、ダニ、カビ、ハウスダスト、タバコ等様々な要因が絡み合って発症すると考えられています。

  新築の建物以外でも発症します。

 ②個人個人によって違いがあり、症状が様々

  同じ環境で生活していても発症する人としない人がいます。

  これは、原因となる化学物質等に対する反応が人によって違いがあるからと言われています。

症状も同様で同じ環境にある複数の人々が発症しても同じ症状とは限りません。

 ③本人にしか自覚出来ない症状が多い

  本人はつらいのに病院で検査すると悪い所が見つからないので異常なしと診断されてしまうことも多いようです。

  また、自律神経失調症や更年期障害等と間違えられてしまう場合もあります。 

 ④原因の場所から離れると症状が和らぐ

  他の病気と見分けるのに大事な特徴です。 

  原因の場所から離れると病状が和らいだり、出なくなったりします。 

   

では次回をお楽しみに!

 

ie.jpgシックハウス症候群で苦しんでいる方は多いのですが、単に具合が悪いと思って気がつかない方も多いようです。

 ではどんな症状が出るのでしょうか?

 

◆シックハウス症候群の主な症状

 目や鼻の粘膜、のどの粘膜がチクチクする。

 ②くちびるなどの粘膜が乾燥する。

 皮膚に紅斑(こうはん)、じんましん、しっしんがでる。

 疲れやすい。

 頭痛がしたり、気道の病気に感染しやすい。

 息がつまる感じや、気道がぜいぜい音を出す。

 いろいろな刺激に過敏に反応する。

 めまいや吐き気、嘔吐をくり返す。

 

◆錯覚されやすい病気

 自律神経失調症 ―疲れやすい、手足の冷え、異常な発汗

 精神障害 ― 不眠、不安、うつ症状

 末梢神経障害 ― のどの痛み、乾き

 消化器障害 ― 下痢、便秘、吐き気

 眼科的障害 ― 結膜の症状

 免疫障害 ― 皮膚炎、喘息

 

では次回をお楽しみに!

 

 

biul.jpgしばらく以前から自宅にいるだけで体調が悪くなるという訴えが増えてきました。

症状は頭痛やのどの痛み、倦怠感、眼の痛み、鼻炎、嘔吐 注意力や意欲の低下、寝付きが悪い、朝起きられない、気分のイライラ等様々です。

 

これらは日本ではシックハウス症候群と呼ばれ、1980年代から顕著になって来ました。

 

◆シックハウス症候群の歴史

 1970年代のアメリカでは、当時オイルショックの影響から省エネルギー化が進み、オフイスビル内の換気量を大幅に減少させました。

 すると、なぜかビルの中で働く人が体調不良を訴えるようになりました。

 

 当時デンマークでも同様の症状が多発し、ビルの室内空気と健康障害の関連についての調査が行われました。

 その報告結果に使われた言葉が「シックビル症候群」です。

 日本とは少し言葉が違いますね。

 

 そして、1980年代になると欧米等でますます同様の症状が増加しました。

 そのため多くの調査や研究がなされるようになりました。

 

 日本で「シックハウス症候群」という言葉が盛んに使われるようになったのは1990年代で社会でも問題視されるようになりました。

 

"ロハスな毎日"『わが家にいると具合が悪くなるのはどうして?』は今回より4回シリーズで掲載します。

次回をお楽しみに!

 

yuyake5.jpgウイルスを根絶したら、もっと我々が住みやすい世界になるのでは?

 

これは結論から言うと無理です。ではどうしてでしょうか?

◆ウイルスの生態

 ウイルスは陸上の生物だけではなく、海中の生物にも感染します。

 アメリカでの最近の調査で海の中には少なくとも2億トン以上のウイルスが存在するという結果が出ました。

 個体量の多さからも根絶は不可能と思われますが、海中だけでもこれだけの個体量があるということは、地球上の他の生物の生態系に大きな影響を及ぼしていることが推測できます。

 ウイルスは地球上の膨大な植物や動物に寄生していることが分かっていますが、その生態はほとんど分かっていません。

 最近になって、ウイルスが遺伝材料を宿主に運び込んで宿主の適応変異を助けているという考えが示されています。

 

◆ウイルスの共生

 SARSや鳥インフルエンザ等の強力なキラーウイルスは、人間が作りだした社会でのみ起こっています。

 自然界ではウイルスと宿主との共生がはかられているのではないでしょうか?

 現在では、ウイルスの生態が地球環境に影響を及ぼしている可能性やウイルスが生物の進化の原動力になってきた可能性、さらには妊娠中の胎児を守っている可能性も考えられています。

 

 ウイルスから見れば、地球では人類は新参者です。

 その新参者が我が物顔で地球の環境に異変を与えるような行為を行ってきました。

 人類が自ら引き起こしてきた環境汚染と地球環境の変化により自己の免疫機能が低下し、旧型新人のように進化したウイルスにより絶滅の危機に瀕するかもしれません。

 

 私たちが生かさせていただいている大地の地球からみれば恐らくウイルスは悪玉ではないのでしょう。

それより、私たち人類がウイルスに見えるのではないでしょうか?

地球の免疫作用によって人類が廃除されることがないように私たちは自分たちを変えてゆく今後の努力が早急に必要ではないでしょうか。

 

yuyake4.jpg前回は、ウイルス感染によって引き起こされる病気を紹介しました。

では、ウイルスの働きは病気しか引き起こさないのでしょうか?

 

ファージ療法

 ウイルスを使って病原菌を退治する事ができます。これをファージ療法といいます。

 

 ○ファージとは?

  細菌の細胞の中で増殖するウイルスをバクテリアファージ、略してファージといいます。

  簡単にいうとファージは細菌を食べるウイルスです。

 ○ファージ療法とは?

  バクテリアファージは1917年にフランスのパスツール研究所のフェリックス・デレルにより命名されました。

  最初のファージ療法は、デレルによって、フランスの田舎やインドでファージによる赤痢の治療が行われ、効果をあげました。

  その後には、製薬会社によって黄色ブドウ球菌や大腸菌などを標的としたファージの製造が行われました。

  しかし、後に抗生物質が開発され、多くの細菌感染症の治療が可能になったことから、ファージ療法は下火になっていきました。

  

 ○再び脚光を浴びるようになったファージ療法

  20世紀の後半から抗生物質の効かない耐性菌の問題が深刻になってきたため、再びファージ療法に注目が集まるようになりました。

  抗生物質は病原菌だけではなく善玉菌も殺してしまいますが、ファージ療法はピンポイントで病原菌だけを標的にすることができるのです。

  21世紀に入りファージ療法の研究開発は非常に盛んになっています。病気だけではなく、作物に被害を与える植物細菌の防除や食物の細菌汚染の防除、また家畜に与える飼料への抗生物質の乱入で抗生物質耐性菌が生まれる原因になっていますが、その代替として等です。

 

 ○ファージ療法の問題点

  ファージ療法の良いところでもあるのですが、抗生物質と違い、特定の病原菌にしか効果がありません。

  現在では感染症に対して広範囲な使い方は出来ない状況です。

  複数のファージを混合して使用するカクテル療法も考えられていますが、効果はまだ検証されていない段階です。

  しかし、現在アメリカでは毎年200万人近い人が院内感染し、その中の9万人が死亡している現状です。

その原因となる病原菌の70%以上が抗生物質耐性菌と言われています。

  そのため、今後の病原菌の抗生物質への耐性の問題にあたってはファージ療法が非常に有望視されています。

 

次回は、"ロハスな毎日"『人類はウイルスによって絶滅するのか? 』の最終回です。お楽しみに!

 

yuyake3.jpgウイルスによる主な病気を紹介します。

 ○天然痘

有史以来人類は多くのウイルス感染症に悩まされてきましたが、その最大のものは天然痘です。

天然痘での死亡が確認された最古の例は、紀元前1100年代のエジプト王朝のラムセ5世のミイラに跡が確認されています。

近年まで世界各地で大流行し多くの死者を出しましたが、天然痘の予防に効果がある種痘により発症者は減っていきました。

種痘は近代医学成立以前から行われていました。天然痘患者の膿を人に接種し、軽度の発症により免疫力をつける行為が行われていました。

これは実際に天然痘に感染するので命を落とすこともありましたが、1798年にジェンナーにより天然痘ワクチンが開発され、以降急激に流行が減っていきました。

1980年にはWHOより天然痘根絶宣言が出されるにいたりました。

 

○狂犬病

 天然痘とともに古くより人類が悩まされてきたウイルス感染症です。

 水を恐れるようになる症状があるため恐水症とも呼ばれ、犬等に噛まれて感染しますが、人間を含むすべての哺乳類に感染します。

 現在でも世界で毎年約5万人の死者を出しています。

 潜伏期間は2週間から数カ月で発症初期は風邪に似た症状や噛まれた部位のかゆみが出ます。その後、水や風を恐れるようになり、麻痺、精神錯乱の神経症状が現れます。

 その後には、脳神経や全身の筋肉の麻痺が起こり、昏睡から呼吸障害にいたり死亡します。

 効果的な治療法はなく、発症後の死亡率はほぼ100%で、エイズと並んで死亡率の高い病気です。

 感染前であれば、ワクチン接種により予防が可能です。また噛まれた後にすぐ消毒することで感染を防げる可能性も高いと言われています。

 

○その他のウイルス感染症

 インフルエンザ、ウイルス性肝炎、ヘルペス、アデノウイルス感染症、風疹、黄熱病、デング熱、ノロウイルス感染症、SARSRSウイルス感染症、ポリオ等多種多様な感染症があります。

 

では、次回をお楽しみに!

 

yuyake2.jpg前回は、旧型新人はウイルスによって絶滅したという事をお伝えしました。

では、旧型新人を絶滅させたウイルスって何者なのでしょうか?

 

ウイルスとは?

ウイルスが生物かどうかは意見が分かれるところですが、もし生物とすると地球上で最初に発祥した生物の一つでしょう。

 

ウイルスは細胞の形をしていません。

DNA(ディオキシリボ核酸)又はRNA(核酸)にカプシドというタンパク質で包まれた形をとっています。

単純な構成なのでその大きさは細菌の数百分の一から数千分の一です。

電子顕微鏡が発明されて初めてウイルスの存在を見ることが出来るようになりました。

ウイルスは自分だけでは栄養素を取り入れることが出来ず、代謝が出来ません。

そのため自己増殖が出来ないので、生物と呼べるかどうかは意見の分かれるところです。

 

◆ウイルスはどうやって増殖するの?

ウイルスの感染の対象は植物、単細胞生物、動物、人間等様々です。

感染して細胞内に侵入したウイルスは、自分をバラバラにして自分の遺伝子と増殖するための酵素やタンパク質等の情報を宿主の細胞に送ります。

そして細胞内でウイルスの遺伝子が大量に作られて、それがまたウイルスとなり、別の細胞に侵入し、さらに増殖して細胞を破壊します。

ウイルスは細胞の形をとっていないため、感染した細胞に侵入して代謝を依存し、増殖をするのです。

ウイルスによって侵入しやすい部位が異なり、人体の場合でも呼吸器や腸管、神経等様々です。

 

では、次回をお楽しみに!

 

yuuyake.jpg人類の祖先にあたる原人は、約200万年前にアフリカに発祥しました。

東アジア方面に広がっていった原人は約30万年前に絶滅しました。

 

一方、約180万年前に同じくアフリカで発祥した旧型新人(ネアンデルタール人等)はその後、主にヨーロッパ方面に広がっていきましたが3~4万年前に絶滅しました。

 

私たちの先祖である新人はアフリカで約10万年前に発祥し、唯一生き残って世界に広がっていきました。

 

ではなぜ、原人や旧型新人は絶滅し、私たちの先祖である新人だけが生き残ったのでしょうか?

 

原人や旧型新人の絶滅の説はいくつかありますが、そのすべてが、何らかの自然の外圧によって絶滅したとされています。

 

有力な説に原人は氷河期による気象の変化に対応できずに絶滅し、旧型新人はウイルスによって絶滅したという説があります。

 

旧型新人が絶滅した時期には、私たちの先祖の新人も地球上に存在していたのに、なぜ新人だけが生き残ったのでしょうか?

 

それは新人がその時期にはアフリカを中心にして広がっていたからだと言われます。

 

アフリカは熱帯気候で病原菌やウイルスの活性度が高く、強力なウイルスが進化しやすい環境です。

現代でもラッサ熱やエボラ出血熱等の強力なウイルスはアフリカから発生しています。

アフリカでは、ウイルスで亡くなる人も多いのですが、ウイルスの進化に応じて耐性を獲得する人も多く、その結果免疫力が高くなっていったのです。

 

一方、新人よりも発祥がかなり早かったため、既にアフリカを出て住みやすいヨーロッパ等へ移動した旧型新人は、住んでいる環境によって本来持っていた免疫力が低下し、そのために進化したウイルスに耐えられずに絶滅したとされています。

 

その後、最も厳しい環境のアフリカで進化した新人は、その持っている免疫機能を活用して全世界に広がっていったのです。

 

では私たち現代人もいつか進化したウイルスによって絶滅してしまうのでしょうか?

 

"ロハスな毎日"『人類はウイルスによって絶滅するのか?』は今回より5回シリーズで掲載します。次回をお楽しみに!

 

このアーカイブについて

このページには、過去に書かれたブログ記事のうち健康カテゴリに属しているものが含まれています。

前のカテゴリはレシピです。

次のカテゴリは癒しです。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。